2022年度「千葉いのちの電話」ボランティア相談員募集のご案内(募集は締切りました)
千葉いのちの電話は、1989年の発足以来、一貫して電話相談活動を基本としながらボランティアによる相談活動を行っています。
さまざまな生活問題・病いや障がいなど、生きることに苦悩する人たちを受けとめ、相談に応じていくためには、ボランティア活動であっても対人援助の基本を身につけることが必須となります。
研修においては、講義から始まり、演習や実習を通して自殺予防に対する考えを学び、更に演習や実践において他者とともにいること、聴く態度など人にかかわる基本的な力を身につけることで対人援助の実践を学んでいきます。
また、具体的な危機場面への介入などをロールプレイ等によって体験学習をします。そうした学びによって参加される一人ひとりが、自分自身の課題を発見したり、他のメンバーとともに学ぶことで主体的に相談活動にかかわれるように養成していきます。
研修終了後、相談員に認定された方には電話相談を原則月2回以上、また深夜帯を年5回以上担当していただきます。
また、月1回の継続研修に出席をお願いしています。但し現在コロナ禍のためこの限りではありません。
(★注 認定後2年間の電話相談担当後に、に対面相談・インターネッ卜相談・自死遺族支援の研修コースを受講できます。実施されない年もあります。)
【2017.3.30 NHKおはよう日本/けさのクローズアップ】いのちの電話がつながらない |
【2016.9.1 産経ニュース】「いのちの電話」相談員減少 「優しさ待ってる」ボランティア募集 千葉 |
問い合わせ(関係書類送付先) | |
社会福祉法人 千葉いのちの電話事務局(月~金9:00~17:00 祝日休) | |
住所 | 〒260-0012 千葉市中央区本町3-1-16 CIDビル |
電話 | 043-222-4322 fax 043-227-6911 |
ll-chiba@chiba-inochi.jp |
■募集要項
2.研修期間2022年10月26日~2024年2月7日(1年5ヶ月)
1. | 応募資格 | (1) 年齢20歳以上(2022年4月現在) |
(2) 資格・経験は不問(※電話相談および、各種研修に参加できる心身ともに健康な方) | ||
(3) 基礎研修講座第Ⅰ課程~第Ⅳ課程の各講座を原則全出席できること (4)宿泊研修の参加は必須とする。*第1課程では、自分史の提出があります。 |
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2. | 募集人員 |
30名程度(※申込み人数が15名以下の場合、開講を中止する場合もあります。また定員を超えた場合、次年度の受講にまわっていただく場合があります。) |
3. | 応募書類 | (1) 受講申込み書(こちらからダウンロード可) |
(2) 応募動機(こちらからダウンロード可) | ||
4. | 郵送先 | 〒260-0012 千葉市中央区本町3-1-16 千葉いのちの電話事務局 34期募集係 |
5. | 申込締切 |
2022年 9月9日(金) (当日消印有効)応募は郵送のみでお願いします。 |
6. | 応募面接 | (1) 日時 2022年10月2日(日) 14:00~16:00(受付時間は開始の30分前)応募者多数の場合は午前も実施します。(面接時間を10分過ぎると入室できません) |
(2) 場所 千葉いのちの電話CIDビル | ||
(3) 方法 グループ面接 | ||
(3) 事務費 2,000円を当日持参ください | ||
7. | 判 定 | 応募面接、各課程終了時に判定があります。場合により研修の途中でお断りすることがあります。 |
■受講料一覧(各課程毎に納入)
◇ | 応募面接事務費 | 2,000円 | (面接当日持参) |
◇ | 第Ⅰ課程受講料・事務費・宿泊研修食事代 | 20,000円 | (2022年 10月21日(金) 迄に振込) |
◇ | 第Ⅱ課程受講料・事務費 | 15,000円 | (追ってお知らせします) |
◇ | 第Ⅲ課程受講料・事務費 | 15,000円 | ( 〃 ) |
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■振込先■ 郵便振替 00140-2-742458 加入者名 社会福祉法人千葉いのちの電話 |
【第34期 相談員養成基礎研修講座カリキュラム】
- 期 間: 2022年10月26日(水)~2024年2月7日(水)
- 会 場: 千葉いのちの電話 CIDビル セミナー室 他
- 時 間: 10:00~12:00/13:30~15:30(休憩・事務連絡の30分を含む)
※グループ研修等は別途お知らせ。
- 各課程の最後に判定があります。
- 都合により講師・会場・日程・時間等は変更になる場合があります。またコロナ感染状況により講義がリモート形式併用となる場合があります。
(敬称略)
□ 第Ⅰ課程 いのちを育む対人援助の視点 |
時間 |
講 師 |
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1 |
2022年 10月26日午前 |
水 |
開講式・オリエンテーション いのちの電話の成り立ち/ボランティア相談員の話 ボランティア相談員の活動とは |
120分 |
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2 |
〃 午後 |
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ボランティアマインド -あなたの人生を支えるいのちの電話運動― |
120分 |
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3 |
11月16日午前 |
水 |
自死問題への社会的視点 |
120分 |
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4 |
〃 午後 |
|
自殺の予防:精神科医の視点から |
120分 |
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5 |
11月30日午前 |
水 |
自殺の予防・生きる意味 |
120分 |
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6 |
〃 午後 |
|
人間関係の理解 |
120分 |
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7 |
12月10日~11日 |
土・日 |
宿泊研修「対人援助を学ぶ」講義と実技トレーニングーお互いが支えることの実践ー |
宿泊 |
宿泊研修は、感染状況等で12/4(日) 12/10(土) 12/11(日)の通い研修に変更となる場合があります。 |
[ 判定 ]
□ 第Ⅱ課程 心の通い合う対人的かかわりの基本 |
時間 |
講 師 |
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1 |
2023年 1月18日(午前・午後) |
水 |
カウンセリングの基礎的な理論と技能 -傾聴・受容・共感の体験― |
10:00~(120分) |
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13:30~(120分) |
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2 ~ 7 |
1月25日~ 3月15日 |
水・他
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グループ実習(ワーク全6回)-共にいることー 原則水曜開催、午後グループ/夜グループあり ※場合により他曜日開催あり |
120分 |
|
8 |
3月22日 |
水 |
グループワークのまとめ
|
13:30~(120分) |
|
[ 判定 ]
□ 第Ⅲ課程 自殺という危機への介入(1)と役割実習 *日程は、水曜日です。講義は合同で10:00~12:00、グループ研修は13:30~15:30 |
役割実習 (グループ研修) |
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1 |
2023年 4月5日 |
グループ研修:オリエンテーション |
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2 |
4月19日 |
精神障害と自殺念慮 |
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1 |
ロールプレイ |
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3 |
5月17日 |
心の相談の実際:関係性の視点から |
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2 |
〃 |
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4 |
5月24日 |
電話相談の特色と実際について |
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3 |
〃 |
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5 |
6月7日 | 希死念慮:危機介入の仕方 |
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4 |
〃 |
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6 |
6月21日 |
グリーフケア |
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5 |
〃 |
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7 |
7月5日 |
自死遺族支援:遺された人の声を聴く |
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6 |
〃 |
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8 |
7月19日 |
インターネット相談 |
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7 |
〃 |
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9 |
8月2日 |
困難な電話の聴き方 |
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8 |
〃 |
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10 |
8月9日 |
第Ⅲ課程のまとめ |
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9 |
電話実習の説明 |
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[個人面接 判定 ] |
□ 第Ⅳ課程 自殺という危機への介入(2)と電話実習 *期間中個人スーパーバイズを1回受けていただきます。 |
電話実習 (各月2回都合の良い日を選んでください) |
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1 |
9月 20日 |
逐語研修(グループ) |
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2 |
10月4日 |
逐語研修(グループ) |
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3 |
10月 18日 |
逐語研修(グループ) |
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4 |
11月1日 |
逐語研修(グループ) |
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5 |
11月22日 |
中間の振り返り(10:00~12:00) |
逐語研修(グループ) |
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6 |
12月6日 |
逐語研修(グループ) | ||
7 |
12月20日 |
逐語研修(グループ) | ||
8 |
1月17日 |
逐語研修(グループ) | ||
9 |
1月31日 |
逐語研修(グループ)(10:00~12:00) | 第Ⅳ課程の振り返り(13:30~15:30) | |
10 |
2月7日 |
基礎研修講座のまとめと振り返り(13:30~15:30) | ||
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■第Ⅳ課程終了後、個人面接(日程未定)を経て[ 認定 ] ■認定式: 2024年3月16日(土) |
■ 講師一覧(アイウエオ順) 予定
◇ | NPO法人志木市精神保健福祉をすすめる会 理事長 | 上田 将史氏 |
◇ | 千葉カウンセリングセンター センター長 | 勝山修一郎 氏 |
◇ | 医療法人超年会上諏訪病院 院長 | 亀井 雄一 氏 |
◇ | 聖路加国際大学名誉教授 臨床心理士 | 木村登紀子 氏 |
◇ | NPO法人スピリチュアルケア研究会千葉理事長、千葉いのちの電話研修委員長 | 佐藤 俊一 氏 |
◇ | 放送大学客員教授 | 清水 新二氏 |
◇ | 東京いのちの電話 研修委員長 | 末松 渉氏 |
◇ | 茨城力ウンセリングセンタ一 副理事長 | 永原 伸彦氏 |
◇ | 元ルーテル学院大学付属PGC カウンセラー | 西浦加代子氏 |
◇ | 自死遺族ケア団体全国ネット代表 | 藤井 忠幸氏 |
◇ | ||
ほか | ||
■ 千葉いのちの電話の活動とは・・・
- 「社会福祉法人千葉いのちの電話」は、精神的危機に直面し、ときには死にたいほどの思いを抱いている方が、自ら生きる力を回復できるようにお話しを伺います。
- 電話相談をはじめ対面相談・インターネット相談・自死遺族支援を行っています。
- 千葉いのちの電話としての適性を考慮して認定された相談員が、無償で、相談にあたっています。
- いかなる思想・信条・宗教にも偏らず、運営も自ら行っている市民ボランティアの団体です。
- 相談員及び活動に賛同して下さる方の維持会費(1口2,000円)・寄付金、県・市の助成金で支えられています。